日本初の中央競馬

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その優れた経営哲学はどこから生まれたのか。
グループ創始者、TからC現社長まで、トヨタを支えてきた複数のリーダーたちの横顔を紹介しつつ解き明かす。 トヨタには、〃トヨタ憲法〃とも呼ばれる「トヨタ基本理念」がある。
トヨタが、二十世紀が社会にとって真に豊かなものであることを願い、人や社会、地球環境、世界経済との調和を図りつつ、顧客、株主、社員、取引先等、関わりのある多くの人々と共に成長していくことを目指して策定したものだ。 言わば、トヨタの経営哲学が凝縮されたもので、全トヨタ社員の骨の髄まで染み込んでいると言われる。
このトヨタ基本理念は一九九二年に策定され、九七年に改訂されたが、その中身は次のとおりである。 内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす。

各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する。 クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む。
様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する。 労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる。
グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす。 開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に努め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する。
一九九六年に発表されたこのトヨタ2005年ビジョンは、「ハーモニアス・グロウス調和」である。 成長ごとも名付けられ、次の三つの項目が設定されている。
一つ目が、「世界中のより多くの人々の豊かな生活や、安全かつ快適な移動欲求に応える」こと。 二つ目が、「生活全般にわたる多様な価値の提供をめざし、自動車に続く次世代事業を育成する」こと。
三つ目が、「新たな価値創造と社会貢献のために成長を確保する」こと。 つまり、日本経済・国際経済の転換期や自動車産業の転換期を〃トヨタの転換期〃ととらえ、生活・消費中長期経営計画達成のための課題、数値目標等(毎年見直し)構造、環境・エネルギー、IT情報化、自動車市場・モビリティ、産業構造の変革に対応できるトヨタの方向性を示唆したものである。
トヨタ2005年ビジョンには、経営指標も盛り込まれていた。

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